
くるみん
・ソロ活や一人旅が好きな20代女子
・鈍行ぶらり旅が大好きで、青春18きっぷやおトクなきっぷも使いこなす
・女子一人旅に役立つ情報をお届けします!

青春18きっぷが2024年冬発売分から、3日連続or5日連続に仕様が変更になりました。
これまでは期間内なら5回まで使える仕様で連続で乗る縛りはなかったため、
『改悪!』
との声も聞かれます。

でも乗り鉄化してしまった私はJR東海の乗り放題切符を使うも、結局18切符がやめられず制度が変わってから結局3回使っています(重症ですね…)

そんな私が実際に行ってきた名古屋発のルートを今回ご紹介していきます。

くるみん
・ソロ活や一人旅が好きな20代女子
・鈍行ぶらり旅が大好きで、青春18きっぷを1年で3枚使いこなす
・女子一人旅に役立つ情報をお届けします!
青春18きっぷとは、簡単に説明すると
3日間連続、または5日間連続して、全国のJR・BRT(バス高速輸送システム)が乗り放題になるきっぷ
です。
注意点としては、
…などがあります。
細かく説明すると長くなるため、詳細はJR東海の「青春18きっぷ」やご自身で調べてみてください。
制度が変わってから、私は3日間用を2回使いました。
名古屋発で3日用ということは、2泊3日のコースが一番有力な気がしますよね。
しかし、私はケチなため2泊3日はやったことがありません(笑)
ここからは、ケチケチに安く使う技(?)をご紹介します。
直近では、年末年始旅に長野行きを選択しました。
私は今回、1泊2日で松本まで行って一旦名古屋の家に帰り、その次の日に日帰りで京都など西日本に出かけました。

3日用を買うと2泊3日しないと!と思いがちですが、こうすれば宿泊費を抑えられます!
中央本線で名古屋から松本までを普通列車で乗り通すと、約4時間かかります。
4時間でも長いのですが、中津川駅までは快速が使えるため便利です。(快速や特別快速等は18きっぷでも乗れます!)
中央本線であれば沿線には『木曽路』と呼ばれる中山道の宿場町があるため途中下車しながらゆっくり松本を目指せます。
一方、飯田線で豊橋から北上するルートを使うと、中央本線より本数が少ないうえに沿線にお店が少なく、乗り通すと約7時間かかるコースになります。
私は今回、ずっと乗ってみたかった「飯田線」を選択しました。
一度降りると場合によっては2~3時間待ちも当たり前な少しハードルが高い路線で、日本の秘境駅ランキングに選ばれる駅が毎年3~4つ入るほど日本最強の秘境路線とも言われています。
中央本線の「木曽路」に対して、飯田線の一部は「伊那路」と呼ばれる区間があります。
中央本線も飯田線もどちらも山の中を走る路線ですが、より秘境感を求めている方は飯田線がいいかもしれません。
朝の6:58に名古屋を出発!豊橋・静岡方面に進みます。
この時間は新快速が走っていたのでそれに乗り込みました。
7:58に豊橋に到着。
ここで飯田線内で寄り道したいところがあり、当然お店はないため豊橋でお昼ご飯を調達しました。
8:11に豊橋を出発する天竜峡行きに乗車。
転換クロスシートでしたが、窓側に1人ずつ座っていて意外と乗車しているお客さんが多いように感じました。
ちなみに天竜川沿いに進むため、豊橋から乗る場合は進行方向右側がおすすめです。
飯田線は単線(駅間に線路が1本しかない)ため、反対方向から来た列車と行き違いができないため、駅で電車を待ったり特急に追い抜かされたりします。
途中の中部天竜駅で20分ほど停車するとのアナウンスが流れたため、気分転換に荷物を車内に置いて改札の外に散歩に行きました。







長距離乗車なのでこういった休憩や気分転換も大事です
中部天竜を出発して30分後、最初の途中下車地点としていた「小和田」駅で降りました。
実はこの小和田駅は、全国の秘境駅ランキングで第2位になったことがあります。
さすが秘境駅、駅なのに車道と繋がっていないのです。
警官などの巡視もわざわざ電車に乗ってくるそうです。
元々は集落があったようですが、近くの佐久間ダムの建設によって、集落ごとダムの底に沈んでしまった歴史があります。




乗客は多く見えましたが、降りたのは私1人だけでした…
小和田駅は実は静岡県浜松市に属しています。
政令指定都市に属しているのに秘境駅というアンバランス感もいいですよね。
愛知県・静岡県・長野県の三県の県境の付近にあります。
皇后さまの旧姓が「小和田(おわだ)」ということで、ご成婚にあやかり恋愛成就の駅ともなっているそうです。


駅舎はこんな感じ。
外には朽ちた原付が何十年も放置されていて、シンボルともいわれています。


他にも崩壊寸前の家やいつの車…?となるようなものが放置されていたりと、この空間だけ何十年か前で止まっているような不思議な感覚になります。
私が小和田駅に着いたのが11:16でしたが、次長野方面に向かう電車は2時間後、反対方向の電車もその次に来るため、実質この山の中で2時間1人きりが確定していました。
この現代社会の中で小鳥のさえずりだけが聴こえて、人間に会う可能性が限りなく0に近い貴重な2時間を過ごせました。少し怖かったですが…
2時間後、無事に岡谷行きの電車が迎えに来てくれましたが、乗客からすごく物珍しい視線で見られた気がします。
ちなみに小和田の次にある「中居侍駅」・「田本駅」も秘境駅ランキングの常連。
田本駅については20分ほど山を登ると集落につながる道に出られますが、ホームが狭く崖のついでに駅があるようなかなりのカオスさですので、ぜひ直接見に行っていただきたいところです。
次の寄り道は、40分ほど乗ると着く「天竜峡」駅。
天竜峡駅では、天竜峡下りが有名で観光地にもなっています。




次の電車までは2時間あったため、観光にはちょうどいい時間でした。
駅から少し坂を上ったところにある、「ご湯っくり」という温泉で休憩しました。
1人500円で入れるのに、露天風呂がついていて源泉かけ流しというかなりの贅沢!
筆者はここで初めて湯の花を見ました。お肌がつるつるになって体力も回復しました。




ここでは休日は夕方5時まで食堂も開いていましたので、そばをいただきました。
信州といえば「信州そば」が有名ですよね。とっても美味しかったです!
価格は750円くらいでそば湯も無料でつけていただきました。
この日は松本にホテルを取っていたのですが、揺れる車内の中で時刻表を見ていたら岡谷駅で30分ほど待ちがあることがわかりました。



もしかして上諏訪駅に行く時間があるのでは…?
と気づいてしまい、乗る予定だった電車を迎えに行くように松本とは逆方面の中央東線を使って移動。
岡谷駅から2駅先にある上諏訪駅には、ホームの中にある『無料で入れる足湯』を楽しむことができます!
コンビニで卵を買って、足湯の間に蒸してゆで卵も作れるみたいです!


10分ほどしか浸かれませんでしたが冷え切った体に沁みる温かさで、足だけ朝の状態に戻った感覚でした。
そんなこんなで、再び中央線に復帰し松本に到着しました。


松本駅の有名な語尾を伸ばすアナウンスは2025年11月16日に終了しましたが、すぐ新しい声優さんが代わりにアナウンスを務めていました。
ちょっと声は若く聞こえましたが、松本に来たなあと思わせるようなどこか懐かしいアナウンスでした。
松本に到着したのは22時前で、年末の夜は氷点下1度とかなり寒かったです…
松本駅前に取っていたホテルにチェックインして、重い荷物から解放されてスマホと財布だけ持って松本の夜を探検することに。
駅前のラーメン屋さんに惹かれながらも、目星をつけていた居酒屋さんに行ったら、なんと予約でいっぱい…!
まじか…と思いながらも、駅と松本城の中間あたりにいたのでせっかくなら松本城のイルミネーションを見てから帰ろうと決めて寄り道しました。


松本城は12月中旬~2月中旬まで毎日プロジェクションマッピング中でした。
お堀に映る松本城がまた綺麗で本当に美しかったです。
そういえばまだ夜ご飯を食べていなかったことに気づき、結局松本駅に着いて最初に目に入ったラーメン屋さん「おおぼし松本駅ビル店」に入店。


22時台に食べるラーメンはなかなか背徳感がありましたが、冷え切った体に染み渡る最高のラーメンでした。
2日目は松本駅近くにあった「四柱神社」にお参りに行きました。


天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
高皇産霊神(たかみむすひのかみ)
神皇産霊神(かみむすひのかみ)
天照大神(あまてらすおおみかみ)
の4柱が揃って祀られている、非常に珍しい神社だそうです。



欲張りパワースポットすぎます
こんなすごいパワースポットなのに、意外にも境内はコンパクトでした。
2025年を大きなけがや病気なく過ごせたお礼と旅の安全を祈願して出発です。
余談ですが、このような限界旅をしていると必ずと言っていいほど朝が早いので、2日目の朝は神社やお寺に行って手を合わせることが恒例と化しています。
昼に行くと混むことが予想されますし、なんといっても朝一に手を合わせると清々しい気持ちになれるのでおすすめです。
四柱神社の後はまた松本城へ。
冬の朝の空はとても空気が澄んでいて、雪化粧した北アルプス、雲一つない青空に松本城が反射して満点の写真が撮れました。


しかし、年末年始休業に入っていて城内に入ることはできませんでした。
完全に下調べ不足でした…また松本行かないと。
松本城の中に入れなかったのはとてもショックでしたが、見学時間が削れて一本前の電車に乗れると前向きに捉えて松本駅からさらに北上し篠ノ井線へ。
秋科駅近くまでは開けた景色でしたが、ここから一気に山の中へ。
本格的な山の中に入ると、線路近くに雪が積もっていました。
着いたのは日本三大車窓で有名な「姨捨駅」
駅舎も味があります。




標高は547mとかなり高い位置にあり、善光寺平の景色を一望することができます。


有名な姨捨の棚田もみることができました。
一度駅を出て右方向に歩き、線路を渡ると左手に姨捨公園に上る階段が見えてきます。
姨捨駅も十分人は少なく景色を楽しむことができますが、姨捨公園には一人もいませんでした。


なかなか危険な斜面のギリギリにベンチがあり、そこから一人で見る景色もまた良かったです。
姨捨駅の景色を楽しんだらこの旅の目的は終了のはずでしたが、篠ノ井線の途中から見えた北アルプスの山々が美しすぎて、寄り道したくなってしまいました。
…というわけで、再び松本方面の電車に揺られながら行程の修正ができたところで大糸線にも乗ることに。
お昼も近かったので、昨夜食べたラーメン屋さんの近くにあった「松本からあげセンター」というところで山賊焼き定食をいただきました。


見た目はからあげとにていますが、山賊焼きはからあげよりタレの漬け込み時間が長く味が濃いのが特徴だそうです。
電車の時間的に余裕はなかったのですが、さすが駅に近いお店だけあって注文から3分前後で出てきました。
しかもアツアツで揚げたてのおいしさ。
この旅で一番の食事でした。これで1200円は安すぎる…



山賊になれた気分
おなかも満たせたところで、再び改札をくぐり大糸線へ。
大糸線は、「信濃大町駅」と「糸魚川駅」の二駅の名前を取ってつけられたそうですよ。
その日のうちに名古屋に帰らなければいけなかったため、信濃大町駅までしか行けなかったのですが、これまで見た山の景色で一番の景色が広がっていました。
もちろん進行方向左側がおすすめです。
最初は地元の方や学生さんが多く乗っていましたが、数駅進むとだんだん人も少なくなってきて左側の席を確保することができました。


車窓からこの景色見えるのやばくないですか…
あまり日本海側に旅をしていないのですが、これまでの車窓で好きな景色山編では断トツの1位です。
時間があれば白馬のほうまで行きたかったですが、信濃大町駅から歩いて行ける開けた「旭町」という交差点の上から山の方向に写真を撮ってみました。


とても開けた景色に山がそびえたっていて、こんないい景色を無料で見ていいんですか!?という気持ちです。



もっとこの景色を表現できる語彙力がほしいです
30分ほど滞在してここからやっと名古屋に向けて南下します。
帰りも行きほどではないですが進行方向右側に山が広がっていて見送られているようでした。
また冬に来たいと思わせてくれる絶景でした。
14時台に信濃大町を出て、松本でまた乗り継ぎ、岐阜県の中津川駅までずっと各駅停車を繰り返し4時間…笑
名古屋駅についたのは20時を過ぎたころでした。
今回は飯田線経由で行く松本旅行を紹介してみました。
松本に行く場合は中央線経由がほとんどですが、ここをあえて飯田線を進むことでガラッと違う景色を楽しみながら旅をすることができました。
ずっと行きたかった姨捨駅からの車窓の道中に北アルプスに見とれて大糸線を突き進んだのもいい思い出です。
皆さんもぜひお試しください。
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