今回は、【ありえないくらい数学が苦手でも簿記ができるか】について書いていこうと思います。
数学ができないからといって簿記ができないと言えるのか…?
ぜひご覧ください(●’◡’●)
簿記に必要な数学スキル
まず初めに、簿記の試験で必要とされる数学スキルについて書いていきます。
基本的には、以下のような四則計算が中心です。
- 足し算と引き算:収入や支出、在庫の増減などの計算
- 掛け算と割り算:商品の単価や数量、税金の計算
- 割合と比率:消費税や利息の計算
筆者自身も、
・中学の数学のテストで一桁連発
・高校でも数学だけ毎回赤点スレスレ…
・スーパーの買い物で割引の計算が暗算でできない
というくらいかなり、
本当に、数学が苦手でしたが、
ちゃんと簿記2級に合格することができました。
簿記の試験では電卓が持ち込めるため、必要なのは簡単な式を立てる事のみ!
2級以上だと工業簿記や連結会計といった理解が難しい分野が増えますが、
仕訳のパターンが決まっているので、反復練習で何とかなることが多いです。
数学が苦手でも簿記を取るべき理由3選
キャリアアップの武器になる
経理や財務の知識があることを証明できます。
社会に出てからは数学で学んだ1次関数や図形などを使うことは少ないですが、簿記ができるようになると会社の財務情報を見て会社の状態を判断することができるようになり、就職や転職の際に非常に有利になります。
特に、経理や財務のポジションだけでなく、営業や企画、管理部門など、幅広い職種で簿記の知識が評価されます。企業は財務知識を持った人材を高く評価するので、キャリアアップの強力な武器になる可能性が高くなります!
お金の管理がうまくなる
日常生活での収支管理が上手くなります。
私が人に簿記を説明するときは、「家計簿の会社版」と説明しています。
会社の家計簿をつけるルールを学んでいるくらいですから、個人(家庭)の家計簿をつけるのも簡単に思えるはずです(笑)
本題とは逸れますが、簿記と併せてFP(ファイナンシャルプランナー)の資格を取ると、年金や投資の知識も身について家計管理能力が上がります。
問題解析力と分析力が身に着く
データの分析力が身につきます。
貸借対照表という決算書を作る際は「資産」「負債」「純資産」がという項目が必要になります。
例えば、純資産が少ないのに借入金という負債が多いと、例え現金が多くても近いうちに倒産の危険があるな…
という分析ができます。
これはかなり簡単な例ですが、皆さんが普段働いている会社はパソコンなどの備品や商品の仕入、売掛金が月にいくら入るか…などと、複数の項目が絡み合ってきます。
これを繰り返すと、データを基にした合理的な判断力や問題解決力が養うことができるので、仕事面だけでなく日常生活でも役に立つようになります!
数学(算数)が苦手でも簿記に合格できる勉強法
基本をしっかり理解する
まずは、簿記の基本用語や仕訳の仕組みをしっかりと理解しましょう。
特に工業簿記は勘定連絡図を頭に叩き込むくらい覚えないと本番でパニックになります…
時間がない社会人は、通勤時間でできるアプリや本を活用して一問でも多くの仕訳を毎日練習しましょう。
過去問題を活用する
資格試験は過去問が命です。
何回か毎に出題の範囲や傾向が変わりますが、インターネットで何回も予想問題や過去問題を解くことで試験の傾向や出題形式に慣れることができます。
初めは難しく感じるかもしれませんが、繰り返し取り組むことで自信がつきます。
独学に不安がある方へ
算数が苦手で独学に不安がある方も多いと思います。
そんな方には、資格スクールの資料請求をおすすめします。
資格スクールでは、プロの講師が丁寧に解説してくれるため、独学では難しいと感じる部分もスムーズに理解できます。
時間をかけたくない方に特におすすめです!
まとめ
簿記2級を独学で目指すことは少し努力が必要ですが、数学(算数)が苦手でも合格は十分可能です。
・通学時間中に仕訳を解きまくる
・勘定連絡図を覚える
・いろいろな問題に慣れる
事が合格への近道です。
独学に不安がある方は、資格スクールの利用も検討してみてください。
スクールについてはまたどこかで紹介できればと思います。
勉強頑張ってください!
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